2016年3月30日水曜日

集めやすい「ガメラ」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第78回)

今回は、わりと集めやすく、気軽に組みやすい、当時の思い出を呼び覚ますには最適な「ガメラ」シリーズを紹介いたします。
 
ガメラシリーズのプラモデルは1966年8月、日東科学から発売され、その後、90年代までの間、再販を繰り返した超ロングランの人気商品でした。
 
 
一番のお勧めは、1983年から発売が始まった、通称「白箱シリーズ」です。
60年、70年代そのままのゼンマイ歩行と走るシリーズを体感させてもらえます。
ゼンマイ歩行は当時700円。箱サイズは、青箱、赤箱と同サイズの15.5×27×4.5センチ。
 
1983年9月、特撮ブーム再燃の中で、ガッパ、ガマロン、ワニゴンの3種が限定復刻として発売されました。
その後、1984年3月頃に「ガメラ」「ジャイガ」「ジグラ」が先行発売され、直後、「ギャオス」「バルゴン」「ゴーゴン」が続きました。「ガッパ」「ワニゴン」「ガマロン」と後発怪獣の箱に統一感が無いのは、こうした発売時期によるものです。
 
 
走るシリーズは、全て同時発売でしたので、パッケージは統一イメージとなっています。
箱サイズは21×13.5×4センチで当時400円。
「ジャイガー」と「ジグラ」は、70年代の小松崎氏画箱時には再販されなかったので、ゼンマイ歩行、走るシリーズ共に、初版以来の市場登場となり、まさに、コレクターにとっては夢の出来事でした。しかも、「走るジャイガー」初版は、現在でも正式な現物確認報告がされていない数少ない絶版キャラクタープラモデルとなっています。
 
白箱シリーズは、60年代の初版とほぼ全種、同じ成形色と動力となっていますが、
主役のガメラとゴーゴンは何故か、成形色が紺色に変更になっています。
ガメラの初版成形色は緑色、ゴーゴン初版成形色は茶色でした。
ジャイガーの白箱2種の成形色はクリーム色ですが、初版は共にゴーゴンと同じ茶色。
この3怪獣のみ、成形色が違うので、初版の組済み入手などの際にはご参考に。
組済みの分かり易い見分け方としては、この版からゼンマイが上下1爪つづの2点留めになっています。初版から70年代の小松崎氏イラストの走るシリーズは、ゼンマイ留め上下2爪つづの4点留めです。胴体腹部分のパーツのゼンマイ留め穴もそのように金型修正されています。
 
 
1992年発売のアリイ、「ガメラ・大怪獣シリーズ」
アリイから発売された大怪獣シリーズは、見た目は日東科学シリーズと同じですが、動力部分に修正を加えられています。
「ゼンマイ歩行」が「モーターリモコン歩行」に、
「走るシリーズ」のゼンマイ走行が、「チョロQのようなバックアップギヤ」に、変更されています。モーター歩行だった「大」に関しては、新規のリモコンになり、ギヤボックスも変更になっています。
経費削減のためか、成形色は価格帯関係なく、全シリーズ全て緑色となっていて、リモコンボックスも「大」「中」共に同じものとなっています。
大シリーズは当時1800円で、箱サイズは34.5×23×7センチ。
中シリーズは当時1200円で、箱サイズは27.5×18.5×5.5センチ。
走るシリーズは当時800円で、箱サイズは23.5×16×5センチ。
 
ジグラやジャイガー、オリジナル怪獣はラインナップされていませんが、アリイ版は市場価格的にも、一番入手しやすいシリーズとなっています。


絶版プラモデルコレクションには多様な楽しみ方があります。
こういった再販品を気軽に組んで、遊んで、飾って、当時を思い出してみるのも楽しいかもしれません。
 
 
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
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現在、タイムボックスでは、今回紹介した白箱、アリイ版含め、「ガメラシリーズ」多数在庫中です。お気軽にお問い合わせお待ちしております。

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