2015年10月29日木曜日

アオシマの「ジャンボマックス」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第68回)
 
今回は、アオシマ(青島文化教材社)のジャンボマックスシリーズを紹介します。
身長3メートルのジャンボマックスは、当時、フジフイルムのCMや「8時だよ全員集合」などで活躍し、子供たちに大人気のキャラクターでした。
 
ソフビ人形などのおもちゃはブルマァクから発売され、プラモデルはアオシマから発売されました。プラモデルシリーズはゼンマイ歩行が2種、動力無しのマスコットキットが1種の計3種類。同時期に、アオシマから発売されたプラモデルは、「小さなバイキング ビッケ」「電人ザボーガー」「ストラダファイブ」などがあります。
当時のプラモデルに入っていたチラシです。

●「ジャンボマックス」 一番大きなサイズの物です。
ジャンボマックスシリーズNo.1、
1974年6月発売で当時800円。箱のサイズは約30×20×6センチ。
ゼンマイを巻いて、背中のスイッチをONにすると、手を振りながら歩き出します。チョッキは柄がプリントされたビニール製。それを組立て後に着せるようになっていました。
 
 
●「進め ジャンボマックス」 ゼンマイ歩行の中サイズ。
ジャンボマックスシリーズNo.2、
1974年7月発売で当時500円。箱のサイズは約21×28.5×5センチ。
口を上下に動かしながらゼンマイ歩行します。
中サイズですが、箱のサイズは800円のジャンボマックスとほぼ同じ。
ワル、モコモコ、ロココ付き
 
 
●「マスコット ジャンボマックス」 動力なしの小タイプ
ジャンボマックスシリーズNo.3
1974年7月発売で当時300円。箱のサイズは約17×25.3×4.7.センチ。
動力無しのマスコットタイプ。頭の後ろにあるレバーで口を動かし遊べます。
ワル、モコモコ、ロココ付き
 
 
 
完成写真を見て、お気づきの方もいると思いますが、実は、「進め」と「マスコット」は同じ金型を使用しています。マスコットには、ゼンマイ歩行パーツの代わりに、膝下のパーツがはいっています。 元から金型は2バージョン販売可能な構造になっていたようです。
 
 
成形色は、基本2色が確認されています。2色といっても、下図のように1枚のランナーを切り離して、違う色の組み合わせになるように箱詰めしているだけです。この時期のアオシマには良く見られる販売手法です。
入っているのは、ほとんどがこのオレンジ色と青色の成形色ですが、肌色に近い物や、紺色、赤色(朱色っぽい)なども確認されています。
 
 
ジャンボマックスが発売された1974年の翌年には、大ヒット商品「100円4合体シリーズ」が登場し、アオシマは当面、合体シリーズメインに進むことになります。
スペクトルマンシリーズから始まった、ゼンマイ歩行キャラクターシリーズも、このジャンボマックスと、11月発売のマッハバロンで終わりを告げます。まさに、ジャンボマックスは最後の世代のキャラクターゼンマイ歩行プラモデルでした。

ジャンボマックスの当時の人気に比べると、プラモデルは現在、買い求めやすい評価額で推移しています。ですが、思ってる以上に現存数は少ない逸品です。市場に出回っている商品がいったん終了すると、なかなか入手困難になると思われます。「状態の良いもの」「いつか、組んでみたい」など、ぜひ、早目の入手をお勧めします。
 
 
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
 


現在、タイムボックスでは、「ジャンボマックス(大)」「進め ジャンボマックス」を在庫中です。
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2015年10月11日日曜日

マルサン商店 電動怪獣「ガラモン」のプラモデル

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第67回)

今回の絶版プラモデル情報局は、マルサン商店の電動怪獣「ガラモン」を紹介します。
発売は1966年9月。当時650円で品番はART NO.498。
リモコンにより電動歩行し、両腕は歩行ギミックに合わせ上下に動きます。
マルサン電動怪獣の中でも、その究極な造形美が評価され、人気の高い逸品です。

組済み完成品は、マルサン電動怪獣の中では入手しやすい方ですが、画像のように尻尾が欠品の物がほとんどです。 仮に、尻尾が付いていても9割は後から付けた自作の尻尾。それほど、オリジナルの尻尾のついた完品はめったにありません。


今回は人気のガラモンの「未組立品」から、貴重な画像をじっくりと紹介します。
現在のガラモンの未組立の評価は「時価」。未組立だったとしても、入荷時の箱状態などで評価は大きく変わりますが、最上級美品状態で価格は250万円前後は付けるショップもあるお宝プラモデルとなっています。

未組立の箱中構成です。初期発売分は、写真のように青ブリキのリモコン。
リモコンが収納されているスペースは、青ブリキリモコン対応なので、後期に同封された少し大きい黒プラリモコンになると、この収納サイズだと入りきらず、斜めに無理矢理詰め込まれています。

中央に見えるのが、ガラモンの「尻尾」。ランナー付きの貴重な画像。
「尻尾」は1パーツと思われがちですが、左右2パーツを張り合わせて完成されます。

パーツ取付用の凸突起とネジ穴。組立前だから確認できる手つかずの貴重な状態。組み立てる際、腕軸パーツ固定のために、凸突起は焼きドライバーなどで焼き潰される運命。ネジ穴は金属製のギヤボックス取付用。


「ガラモンを作ったことがあるが、体のパーツが合わなかった」と、当時の話を聞くことがある。
確認すると、体の前後パーツはぴったりと合わずに隙間ができる。
片側を基準に合わせてみると、反対側は固定用の凹凸がまるまるずれるほど。
当時の子供達には大問題だったかもしれないが、こういった逸話も、ガラモン人気の一つである。


大胆でいて繊細なガラモン後部の「造形美」。
下部へ突起の流れはゴジラの背びれを連想させ、怪獣としての力強さを感じる。
不揃いで並んだ見事な「歯」。


普通では観る事のできない未組立てのガラモン。
堪能していただけましたでしょうか?
ウルトラQは白黒放送でした。
人口着色された箱絵、当時650円という高額商品、テレビ画面そのまま電動歩行する怪獣!!
当時の子供達の衝撃は計り知れなかったと思います。
すでに50年も前の商品です。
これこそ、絶版プラモデルコレクションアイテムの最高峰の一つです。


絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
 
 
みくに文具 上田大)
 


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