2013年8月30日金曜日

バンダイ 仮面ライダープラモデル その1

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第16回)
今回は絶版プラモデルコレクション中でも、最高峰のジャンルをご紹介します。
ヒーロー物の最高峰といえば、仮面ライダーです。
発売はバンダイから。
仮面ライダー(71年発売)、V3(73年発売)、Xライダー(74年発売)は、ディスプレイタイプの「マスコット」とゼンマイ走行の「大サイズ」の2種類が基本です。
アマゾンライダー(75年発売)はディスプレイタイプの「マスコット」のみ発売。ストロンガー(75年発売)はマスコットサイズがゼンマイ走行も兼ねました。
マスコット 仮面ライダー(71年発売・当時250円)


仮面ライダーV3(73年発売・当時300円)


仮面ライダーX(74年発売・当時300円)


仮面ライダーアマゾン(75年発売・当時350円)


仮面ライダーストロンガー(75年発売・当時400円)

仮面ライダー(大・当時500円)には「究極プラモデル大全(白夜書房)」でも報告されているように、発売時期によって、箱側面製品番号違いがあります。
初期が5276-500(3種)、後期箱が8622-500(1種)です。
最初期発売版はST表記が無いものとなります。
仮面ライダー(大)と同じように、マスコット仮面ライダーにも、発売時期で2種類のデザイン違いが確認されています。ST番号も違いますが、製品番号が違います。
画像上の5281-250が初期箱。下の8624-250が後期箱です。
初期箱は、ホチキス留めではなく、ノリ付けです。
いまだ現物確認はできていませんが、ST表記無しの組立書が発見されているので、最初期発売版箱はST表記が無いものと予想されます。


次回は、問い合わせも多い、「キャラメル箱タイプのマスコット仮面ライダー」とでも、
命名するしかない、究極の仮面ライダー激レアプラモデルを詳しくご紹介します。

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。



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2013年8月21日水曜日

「未知との遭遇」と電飾プラモ

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第15回)
今回は「未知との遭遇」をメインにした電飾プラモデルを紹介します。

「未知との遭遇」といえば、スピルバーグの傑作映画であり、ラストにデビルスタワーに現れる母船は、映画史に残る名シーンとなっています。
シャンデリア型の母船には、当時のスタッフの遊び心で、「スターウォーズ」のXウィングやR2D2などが隠しアイテムとして置かれていたのも有名な話です。結構目立つところにあることに驚きます。
さて、バンダイ発売の「未知との遭遇」です。発売は78年、1800円でした。
未知との遭遇のUFOはシャンデリア型でしたので、
電飾プラモデルとして忠実に再現されていれば、さぞ名作キットになったかもしれません。
なぜか、キット化されているのはアダムスキー型ですが、映画会社の正規版権ものです。
説明書は割とリアルに当時のUFO事情が書かれています。
タイムボックスの在庫から、付属の宇宙人を紹介しておきます。
左からか、73年アラバオ州で目撃された宇宙人。そしてC3POとR2-D2もどき。暗闇の悪魔に登場した大頭人。右はモス星人でしょうか?有名宇宙人ばかりをチョイスしたようです。時代的に、まだETはいません。


  
驚くことに、このKITには、電飾プラモデル以上のギミックが隠されています。
あの、ジェットモグラ(大)が搭載していたドリルの高速&中速の2段回転ギミックです。
パイプシャフト使用により実現した、67年当時のドリルの2段回転技術をそのまま「未知との遭遇」は受け継いでいます。パイプシャフトの材質や口径もジェットモグラと、まるっきり同じものが使われています。
68年の今井科学倒産後、設計者はバンダイに入社しました。宇宙戦艦ヤマトやガンダム開発にかかわったのは有名な話です。そんな中で、この「未知との遭遇」も、当時のジェットモグラ(大)のノウハウが生かされたのでしょう。もしかして、設計者が同じなのかも知れません。 言われてみれば、台座の造形は、サンダーバード基地にも見えてきます。

円盤自体が中速回転。中に仕込まれた電飾が高速回転します。
  
昔は電飾プラモデルが結構ありました。
やはり、電池使用のプラモデルが減りだしたのは、宇宙戦艦ヤマトやガンダム以降からでしょう。
そんな中でも、少しばかり電飾キットが存在しています。
在庫の中から簡単にご紹介しておきます。ぜひ、制作用にご検討下さい。


  
電飾プラモデルの極み!?
こんなプラモデルも新入荷しております!
 残念ながら電飾ではありませんが、モーター可動の優れものプラモデルです。

絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
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